🪶管理者 はな/体験談
1. この仕事に挑戦した理由
今回、私は大手自動車メーカー系列の販売店で、受付のお仕事をしました。
この仕事は土日祝日が中心のため、募集が出ても私のほうが都合がつかず出られないことが多いのですが、
今回は家族に少し無理をいって挑戦することにしました。
なお、服装については事前に指定があり、
ダーク系のスーツに、靴はパンプスとのことでした。
華美な服装ではなく、
いわゆる「会社受付らしい装い」を意識して準備しました。
年齢について特に触れられていない募集が多く、
接客の仕事に抵抗がなければ応募できる内容だと思います。
私は隙間バイトのほかにも、クリーニング店の受付や事務、添乗員などを経験してきましたが、
それでも初めての場所での受付業務は、やはり緊張するものです。
2. 到着から業務開始まで
会社に到着すると、店長さん自ら出迎えてくださいました。
仕事の前には、丁寧なメッセージも頂いていて、そのメッセージを送ったのも店長さんということでした。
とても物腰がやわらかく、その雰囲気に、張りつめていた気持ちが少しずつほどけていきました。
職場によっては、早めに着くとそのまま仕事に入ることもありますが、こちらでは
「10時スタートなので、それまで座っていてください」
と声をかけていただき、店内を見渡しながら心を落ち着ける時間をもらえたのが嬉しかったです。
その間、スタッフさん全員でお店の中を清掃していましたので、なんだか申し訳ない気分でした。
3. 受付業務と飲み物の準備
10時になると、事務の女性スタッフさんが、お客様にお出しする飲み物の作り方を教えてくださいました。
フリードリンクではなく、
コーヒー・お茶・紅茶・ジュースなどを一杯ずつ用意します。
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コーヒーはコーヒーメーカー
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紅茶はティーバッグ
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アイスティーは粉末
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グラスはホット用・アイス用・お子さん用で使い分け
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コースターも飲み物ごとに指定あり
覚えきれるか不安でしたが、途中でメモを取りながら、できるだけ迷惑をかけないよう努めました。
説明の途中から、すでに数組のお客様が来店され、店内はほどよく賑わい始めていました。
4. 実際の接客で心がけたこと
「はい、それじゃあ行ってきて」
そう背中を押され、メニュー表を持ってお客様のもとへ向かいます。
「おはようございます」
「お飲み物はいかがなさいますか」
最初の一声が出てしまえば、不思議と気持ちは落ち着いてきました。
お店から特別な指示があったわけではありませんが、私自身も車屋さんを利用し、丁寧に迎えられ、見送られた記憶があります。
その体験を思い出しながら、
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来店時は、歓迎の気持ちを込めて挨拶
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お帰りの際は、お客様の車が見えなくなるまでお辞儀
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小さなお子さんがいるときは、ささやかな声かけ
を心がけました。
ちょっとしたことでも話しかけてもらいやすいよう努めていたのですが、その甲斐あってか、
「今日はネットを見て寄ってみたんだけど」
「表の車、試乗させてもらえるかしら」
「○○のパンフレットはありますか」
と、思った以上に声をかけていただく場面がありました。
5. 職場の雰囲気と温かな配慮
1時間ほど経ったころ、店長さんから
「接客のご経験がおありなのですか?」
と声をかけられました。
「多少…」
と答えましたが、胸を張れるほどの自信はありません。
ただ、誠心誠意を尽くすことだけは忘れないようにと思っています。
「いやあ、動きが全然違います」「優秀です」と言って下さり、
お役にたてているようで、ほっとしました。
けれど、店長さんが褒め上手なのかもしれません。
勤務時間は10時から14時まで。
お昼を挟む時間帯だったこともあり、店長さんは
「すみませんね」
と何度も頭を下げられ、その姿勢にこちらが恐縮してしまいました。
事務員さんは途中でお昼休憩に入られるので、
「一人になっちゃうけど大丈夫かな?」
「帰りの時間にはいないかもしれないけど、また来てくださいね」
と、温かい言葉をかけてくださいました。
6. 勤務を終えて感じたこと
終了時間が近づくと、再び来店が増えそうな雰囲気になり、きりの良いところまで対応してから挨拶をしてお店を出ました。
すると驚いたことに、店長さんがわざわざ走って追いかけてきてくださり、名刺を渡しながら
「今日はありがとうございました」
と丁寧にお礼を言われたのです。
最後まで、恐縮しっぱなしの一日でした。
会社のおもてなしの精神が、隙間バイトのスタッフにも向けられていることに、心から感動しました。


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