ライブ会場の撤去バイト体験談 ―― 夜通し働く過酷な現場で味わった達成感

イベント・単発
投稿者情報
🪶 たにくろさん(20代前半)

イベント会場に整然と並ぶパイプ椅子の風景2025年の夏、たまには一日でしっかり稼ぎたいと思い、ライブ会場の撤去バイトに応募しました。
19時ごろから翌朝5時ごろまで働く夜勤で、途中の休憩は一度だけ。かなり厳しい現場だとは思っていましたが、「せっかくなら普段できない仕事を経験してみたい」という気持ちもあり、思い切って参加することにしました。

ライブ会場の撤去バイトに応募した理由

このバイトに興味を持った一番の理由は、一日でまとまった金額を稼げることでした。
普段のアルバイトよりも拘束時間は長いものの、そのぶん一日でしっかり収入になる点に魅力を感じました。

また、ライブ会場の撤去という仕事は日常ではなかなか経験できません。裏方として大きなイベントを支える仕事に、一度入ってみたいという気持ちもありました。大変そうではありましたが、それも含めて「いい経験になるかもしれない」と思ったのを覚えています。

実際の仕事内容と当日の流れ

当日は、イベントが終了する少し前に集合しました。
まず各自にラベル付きのヘルメットが配られ、そのラベルごとに5~10人ほどのチームに分けられます。各チームには社員さんが1人つき、インカムで上から指示を受けながら、私たちに作業内容を伝えていく形でした。

仕事内容はチームによってさまざまで、パイプ椅子の片づけや暗幕の撤去、資材の運搬など、比較的想像しやすいものもありました。
一方で、装飾に使われたパネルスクリーンの取り外しなど、高い場所での作業も含まれていて、思わず緊張する場面もありました。

自分のチームの作業が終わったあとも、そのまま休めるわけではありません。
別の持ち場の手伝いに回ることが多く、とにかく常に動いていた印象です。チーム単位でほかの社員さんのところへ回されることもあり、ひとつの仕事が終わっても次の仕事がすぐ始まるような感覚でした。

途中で一時間ほどの食事休憩はありましたが、それ以外はほぼ働きっぱなしです。
会場の片づけが少しずつ進み、最初はたくさんあった椅子や幕、備品などがどんどん消えていきました。最後に床材まで片付け終わったころには、外はすっかり明るくなっていて、朝日が昇っていました。

やってよかった点|達成感と連帯感

このバイトで一番印象に残ったのは、作業をやり切ったときの達成感です。
ライブが終わったあとの大きな会場から、物が一つずつなくなっていき、最後には何もない空間に戻っていく。その様子を見ながら働くのは、想像していた以上に特別な体験でした。

最後の片づけが終わったときには、疲れ切ってはいたものの、「ここまで全部終わらせたんだ」という実感がありました。体をかなり使う仕事だからこそ、そのぶん達成感も大きかったのだと思います。

また、同じ現場で長時間一緒に動くことで、自然と仲間との連帯感も生まれました。
ひとりで黙々とこなす仕事というよりは、周りと声をかけ合いながら進める場面も多く、みんなでひとつの現場を終わらせる感覚がありました。

私が入った現場では、休憩時のお弁当や帰りのタクシー代も支給してもらえたため、その点はとてもありがたかったです。

きつかった点|長時間労働と現場の当たり外れ

よかった点がある一方で、働いている最中は本当にきつかったです。
振り返れば思い出として語れますが、当日はそんな余裕はまったくありませんでした。

まず何より大変だったのは、約9時間にわたって肉体労働を続けることです。
ある程度覚悟はしていたつもりでしたが、実際に何時間も動き続けるのは想像以上でした。荷物を運んだり、片づけを繰り返したりするだけでも体力を消耗しますし、夜通しという点もかなりこたえます。

さらに、自分の担当が終わってもすぐ別の仕事に回されるため、「ひと区切りついた」という感覚がほとんどありません。
ひとつの作業を終えた達成感を味わう間もなく、また次の持ち場へ行くことになります。精神的にも肉体的にも、かなりハードでした。

そして、現場の大変さは社員さんの人柄による部分も大きいと感じました。
優しく気遣ってくれる方もいれば、怒鳴るような口調で指示を出す方もいて、威圧的に感じる場面もありました。チームや担当する社員さんによって、働きやすさにはかなり差が出ると思います。そのあたりは、正直なところ運の要素もある仕事だと感じました。

これから働く人へのアドバイス

これからライブ会場の撤去バイトに応募するなら、まず動きやすい服装は必須です。
長時間動き回ることになるため、少しでも動きにくい服だとかなり負担になると思います。

また、軍手や飲み物も持っていったほうが安心です。
作業内容によっては手を使う場面が多く、飲み物もすぐ必要になります。ただし、荷物が多いとかえって邪魔になるので、できるだけコンパクトにまとめ、ポケットに入る程度にしておくのがよいと感じました。

この仕事は、楽に稼げるアルバイトではありません。
むしろかなりの体力勝負で、現場によっては想像以上に厳しいこともあると思います。だからこそ、応募するなら「少しくらいきつくても大丈夫」という体力や覚悟がある人のほうが向いているはずです。

まとめ|体力に自信がある人には印象に残る仕事

ライブ会場の撤去バイトは、夜通し働く過酷な現場でした。
実際に働いている最中は本当にきつく、二度とやりたくないと思う瞬間もあったほどです。

それでも、会場がきれいに片づいていく様子や、最後までやり切ったときの達成感、仲間との連帯感は、ほかのアルバイトではなかなか味わえないものでした。
楽ではないけれど、そのぶん強く印象に残る仕事だったと思います。

一日でしっかり稼ぎたい方や、大型イベントの裏方仕事を一度経験してみたい方には、体力に自信があれば挑戦してみる価値のあるバイトかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました