同じ受付でも、戻りたくなる職場とそうでない職場

職業こぼれ話

自動車販売店でスタッフと来店客が向き合って話している様子自動車屋さんで受付の仕事をすることが多くなりました。

豊橋・豊川では、働ける場所は限られています。
それでも土日の募集はあり、受付の仕事もいくつか見つかります。

自動車屋さんの受付というと、
どうしても若い女性のイメージがあります。
普段自分が利用する店舗を思い浮かべると、
年齢的に場違いではないか、とためらいもありました。

けれど募集内容に年齢制限はなく、
思い切って応募してみたのでした。

最初に働いたお店の店長さんは、とても感じの良い方でした。
しかも、受付を担当する人は数人に絞って回していく方針だと聞き、
その一人に入れていただけたことが、正直うれしかったのです。

それを知りながら、
別の会社で同じ受付の仕事を引き受けました。

正直、申し訳ない思いがありつつ、
「他はどんな雰囲気なのだろう」という好奇心のほうがまさってしまったのと、
決まったように行くよう強いられていないのは、隙間バイトのいいところでもあります。

また、少し条件が良かったこともあります。

距離的にも近く、
時給も高く、指示もその都度きちんと出してくれました。
特に嫌な思いをしたわけでもありません。

それでも――
不思議なことに、私は最初のお店のほうで働きたいと思いました。

何が違うのか、明確に説明できないのですが・・

けれど思い当たるのは、

「重宝がられている」と感じられるかどうか、

ではなかったかと思います。

私もそうですが、他の人たちを見ていても、
できるだけお役に立てるようにと思って現場に向かうのではないでしょうか。

その気持ちが伝わっている、と感じられる場所では、
自然ともう一歩、力を出したくなる。

これは人情ではないでしょうか。

隙間バイトでは、仕事終了後にこちらからコメントを入れます。
同時に、会社側からのコメントも表示される仕組みになっています。

何もメッセージがない会社もあります。
「ありがとうございました」の一言だけのところもあります。

それについては、
忙しくて書けないこともあるでしょうし、形式的なものなのかもしれません。

けれど働く側にとって、その一言は案外大きいものです。

仕事の最中は、どちらも職務を果たすのに精いっぱい。
ときには厳しいアドバイスをいただくこともあり、終わってから
「どうだったのかな」と思いが残ることもあります。

「助かりました」
「またお願いしたいです」

そんな言葉が添えられているだけで、

お役に立てたのだな、
よかった、次もここで働こう、

と思えるのです。

逆に、何もないと、

あまり役に立てなかったのだろうか。
やっぱり、自分には合わない仕事だったかな、

と、少しだけ心が揺れます。

隙間バイトは、企業が人を選ぶ仕組みであると同時に、
働く側もまた、企業を選んでいます。

時給や条件も大切ですが、
最後に心に残るのは、

「ここで歓迎されているかどうか」

なのかもしれません。

私たち働き手は、
たった一言のフィードバックの中に、
次への励みを見つけることがあります。

それが、次のご縁をつくることもある。

これは働く側からの、
ほんの小さな、でも正直なメッセージです。

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