🪶 kobaさん/投稿体験より
建設現場の単発バイトの中でも、かなり体力を使う仕事のひとつに「荷揚げ屋」があります。
荷揚げ屋とは、建設現場で使う資材を、指定された場所まで運ぶ仕事です。
私が経験した現場では、石膏ボードや置床材などの重量資材を、現場の指示に従って運びました。
「荷揚げ屋」と聞くと、石膏ボードを運ぶイメージが強いかもしれません。
ですが実際には、現場によって運ぶ物はかなり変わります。
今回は、建設現場で荷揚げ屋の単発バイトをしたときの体験をもとに、仕事内容や大変だった点、未経験で始めるときの注意点についてお伝えします。
荷揚げ屋の仕事内容
荷揚げ屋の主な仕事は、建設現場に搬入された資材を、指定された場所まで運ぶことです。
現場では、職人さんや現場担当者から、
「この資材をあそこまで運んでください」
「何階のこの部屋に置いてください」
「ここにまとめて積んでください」
といった指示があります。
その指示通りに、ひたすら資材を運んでいくのが基本的な作業です。
私が運んだのは、石膏ボードや置床材などでした。
どちらも建築現場ではよく使われる資材ですが、実際に持ってみると想像以上に重く、かなり体力を使います。
石膏ボードや置床材はかなり重い
石膏ボードは、1枚で12kg前後あります。
1枚だけなら何とか持てると思うかもしれませんが、現場では最低でも4枚程度をまとめて運ぶことが多くなります。
単純に考えても、1回で50kg近い重量を持つことになります。
置床材も1枚15kg前後あり、こちらも決して軽いものではありません。
ベテランの人になると、それ以上の量を平然と運んでいる人もいました。
見ていると簡単そうに見えるのですが、実際にやってみるとまったく別物です。
ただ力があればできる、という仕事ではありません。
資材の持ち方、体の使い方、運ぶときのバランスなど、荷揚げ屋特有のコツがある仕事だと感じました。
荷揚げ屋が小走りしている理由
建設現場で荷揚げ屋の人を見ると、いつも小走りしているように見えることがあります。
実際にやってみると、その理由がよく分かりました。
ひとつは、作業が早く終わっても日当が変わらないことが多いからです。
最初に指示された作業が終われば、1時間で終わっても8時間かかっても、もらえる金額は同じという現場もあります。
そのため、みんな少しでも早く終わらせようとします。
もうひとつの理由は、とにかく荷物が重すぎるからです。
重い資材を持ったまま長い距離をゆっくり歩くのは、本当にきついです。
一秒でも早く置きたいという気持ちになり、自然と小走りになります。
「急いでいる」というより、
「早く置かないと体がもたない」
という感覚に近いかもしれません。
現場にはかなり当たり外れがある
荷揚げ屋の仕事は、現場によって大変さがかなり違います。
軽い現場に当たると、30分程度で作業が終わることもあります。
そういう日は、かなり割のいい仕事に感じます。
一方で、外れ現場に当たると、朝8時から17時までほぼ運びっぱなしになることもあります。
重い資材を何度も運び、階段や長い距離の移動がある現場だと、体力の消耗はかなり激しくなります。
早く終わった日は、そのまま別の現場へ行き、2現場分稼ぐ人もいました。
体力に自信がある人にとっては、短時間でしっかり稼げる仕事でもあります。
ただし、未経験者が同じ感覚で入ると、かなりきつく感じると思います。
未経験者は夏場を避けた方がいい
個人的には、未経験で荷揚げ屋を始めるなら、夏場は避けた方がいいと思います。
かなり体力を使う仕事なので、暑さが加わると危険です。
重い資材を運び続けるだけでも大変なのに、夏の建設現場では汗も大量にかきます。
筋トレ経験者やスポーツ経験者でも、最初から楽にできる仕事ではありません。
荷揚げ屋には、荷揚げ屋特有の筋肉の使い方があります。
どれだけ力に自信があっても、普段使わない筋肉を酷使するため、体がついていかないことがあります。
実際に、体格のいい新人が昼前に現場で座り込んでいる姿を何度も見ました。
「自分は体力があるから大丈夫」と思っていても、最初は無理をしない方がいいです。
初心者は軽めの現場から始めるのがおすすめ
もし未経験で荷揚げ屋を始めるなら、登録や面接の時点で、
「初心者なので軽めの現場からお願いします」
と伝えておいた方がいいと思います。
荷揚げ屋は、慣れている人にとっては効率よく稼げる仕事です。
ですが、未経験者がいきなり重い現場に入ると、体力的にも精神的にもかなりきつくなります。
最初は軽めの現場で、資材の持ち方や現場の流れを覚えるくらいの気持ちで入る方が安全です。
体を壊してしまっては意味がありません。
荷揚げ屋バイトをして感じたこと
荷揚げ屋の単発バイトは、正直かなりハードな仕事です。
楽な現場に当たれば短時間で終わることもありますが、きつい現場では一日中重い資材を運び続けることになります。
ただ、その分、仕事の内容は分かりやすいです。
指示された資材を、指定された場所に運ぶ。
やること自体はシンプルです。
体力に自信があり、短時間でしっかり稼ぎたい人には向いている仕事かもしれません。
一方で、軽い気持ちで応募すると、想像以上のきつさに驚くと思います。
特に夏場や、完全未経験での重い現場は注意が必要です。
荷揚げ屋は、体力勝負の仕事でありながら、現場ごとの判断やペース配分も大切な仕事だと感じました。
これから荷揚げ屋バイトをする人へ
荷揚げ屋のバイトは、単発で稼げる仕事として魅力があります。
早く終われば効率よく稼げることもあり、慣れている人にとってはメリットも大きい仕事です。
ただし、未経験者が簡単に考えて入ると、本当にきつい現場に当たることもあります。
これから応募する方は、最初から無理をせず、初心者であることをきちんと伝えたうえで、軽めの現場から始めるのがおすすめです。
特に夏場は、体力に自信がある人でも慎重になった方がいいと思います。
荷揚げ屋は、体を使って働くことの大変さと、現場仕事のリアルを強く感じる単発バイトでした。


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