<隙間バイト体験談>Yシャツのパッケージ作業はきつい?立ち仕事と集中力が必要だった工場軽作業

体験談

投稿者情報

40代・よりこさん

ビニル袋に入ったYシャツが並ぶ商品イメージ「軽作業」と聞くと、比較的気軽にできる仕事をイメージする方も多いかもしれません。
けれど実際には、立ちっぱなしで集中力を保ちながら、スピードも求められる現場もあります。

今回ご紹介するのは、Yシャツのパッケージ作業の体験談です。
店頭に並ぶワイシャツが、どのように商品として仕上げられているのか。実際に働いてみてわかったことや、大変だった点、これから働く人へのアドバイスも含めてまとめました。


■体験した仕事

Yシャツのパッケージ作業

■働いた時期

2005年頃

■作業時間

8時~16時(休憩1時間)


どんな仕事か|店頭に並ぶYシャツを商品として仕上げる作業

私は大学生の頃、友人と一緒に「何かバイトしてみよう!」と軽い気持ちで某派遣会社に登録しました。
もともと運動部で体力には自信があったので、募集要項に書かれていた「軽作業」なら自分にもできるだろうと、あまり深く考えていませんでした。

仕事内容は当日まで知らされず、前日に電話で日時、場所、服装、持ち物だけが伝えられました。

当日の朝8時に工場前へ集合すると、そこで初めて
「本日の作業はYシャツのパッケージ作業です」
と説明されました。

Yシャツといえば、当時の私にとっては父の通勤服という印象しかなく、自分で何度かアイロンを掛けたことがある程度でした。
そのため、「パッケージ作業」と言われても、最初は具体的に何をするのかよく分かりませんでした。

工場内で改めて説明された仕事内容は、次のようなものでした。

  • ベルトコンベアから流れてくる畳まれたYシャツに、必要な留め具やタグを付ける
  • それをビニル袋にきれいに収めて、「商品」として仕上げる

イメージとしては、衣料品売り場で見かける袋入りのYシャツを完成させる仕事です。
普段何気なく見ている商品にも、こうした細かな工程があるのだと、この時初めて知りました。


実際にやったこと・現場の様子

担当者からの説明を受けたあと、私たちはベルトコンベア沿いにずらりと並び、作業の準備をしました。

この日の大まかな流れは、次のようなものでした。

朝8時に工場前へ集合 → 担当者から説明 → 作業開始 → 1時間休憩 → 16時頃に終了

作業は、きれいに畳まれてA4サイズほどになったYシャツを1枚取り、自分の前の作業台に置くところから始まります。

まず、折り畳まれた袖の部分にシャツクリップを挟み、袖がずれないように固定します。
次に、襟を立たせるように襟キーパーという透明なプラスチック板を首まわりに沿わせ、ツメを差し込んで留めます。
さらに、蝶キーパーという、ちょうちょのような形をした小さなプラスチック板を第一ボタン部分に挟み込みます。
最後に色やサイズのタグを付けて、ビニル袋に丁寧に入れ、テープで封をしたら完成です。

文字にすると単純に見えますが、実際にはシャツが次々と流れてくるため、のんびり作業する余裕はありませんでした。
最初は手順を覚えるので精一杯でしたが、徐々にスピードも求められるようになります。

周りには20代から40代、50代くらいまでの男女がいて、茶髪の人も多く、学生だった私は少し緊張しました。
現場全体にぴんと張った空気があり、隣の人とおしゃべりするような雰囲気ではありません。
みんな自分の持ち場に集中していて、私もとにかく手元の作業をこなすことに必死でした。


よかった点・意外だった点

この仕事をして良かったのは、店頭に並ぶYシャツが、ここまで人の手をかけて仕上げられていることを知れた点です。

普段は完成した商品しか見ていませんが、その裏では、留め具を付けたり、襟を整えたり、タグを確認したりと、細かな作業が積み重ねられていました。
何気なく見ていたYシャツの見え方が、この日を境に少し変わった気がします。

また、単純作業ではあるものの、手順がうまくつながってスムーズに仕上げられた時には、小さな達成感もありました。
慣れてくるとリズムよく進められるようになるので、その点は意外と面白さもありました。


大変だった点|軽作業のイメージが変わった

一番大変だったのは、やはりずっと立ちっぱなしで作業を続けることです。

もともと「軽作業」と聞いていたので、どこかで気楽な仕事を想像していたのですが、実際には体力も集中力もかなり使いました。
作業時間が長くなるにつれ、足の疲れがじわじわとたまっていき、最後のほうは無になって、ロボットのように手を動かしていた気がします。

さらに、色やサイズのタグを間違えないように気を張っていたため、目もかなり疲れました。
流れ作業だからこそ、一つのミスがそのまま商品に影響してしまうので、単純なようでいて気は抜けません。

私はこの経験を通して、「軽作業」という言葉を軽く見ていたのだと反省しました。
工場での仕事は、体力・気力・集中力、そしてある程度のスピード感がなければ続けるのが難しいのだと感じました。


この仕事から感じたこと

この仕事をしてみて、工場での軽作業は、ただ同じことを繰り返すだけではないと分かりました。
同じ作業を続ける中にも、正確さや集中力、手際の良さが求められます。

一方で、黙々と同じ作業を繰り返すのが好きな人には向いている仕事だと思います。
人とたくさん会話しながら進めるより、自分のペースで目の前の作業に集中したい人には合いやすい現場です。

慣れると手順が体に入って、少し楽しく感じる面もありますが、長時間になると単調さから飽きも出てきます。
そのため、こうした作業が自分に向いているかどうかを知る意味でも、一度体験してみるのはよいかもしれません。


初心者へのアドバイス|持ち物・服装・注意点

服装は、ジーンズにTシャツなどの普段着で問題ありませんでした。
特別な制服や難しい準備は必要ありませんでしたが、動きやすい服装が安心です。

持ち物としては、飲み物・昼食・タオルがあると安心です。

作業中はマスクをするため暑くなりやすく、喉も渇きます。
飲み物は少し多めに持って行ったほうがよいと思いました。
また、近くにお店がない場所だったので、昼食は事前にコンビニなどで買っておくのがおすすめです。

そして、初めてこうした仕事に行く場合は、できれば誰かと一緒に参加するのがおすすめです。
見知らぬ人ばかりの中で、緊張しながら作業をするのは思っている以上に疲れます。

でも、仕事が終わったあとに
「お疲れさま!」
と言い合える相手がいるだけで、気持ちがかなり違いました。
初めての隙間バイトや派遣の軽作業に不安がある方は、友人と一緒に応募してみるのもよいと思います。


まとめ|軽作業でも、体力と集中力はしっかり必要だった

Yシャツのパッケージ作業は、店頭に並ぶ商品を仕上げる大切な仕事でした。
一見地味に見える作業でも、実際には細かな手順があり、立ち仕事ならではの大変さもあります。

「軽作業だから楽そう」と思って応募すると、意外ときつく感じるかもしれません。
それでも、商品ができあがっていく流れを支える仕事には、現場ならではの達成感がありました。

黙々と作業するのが苦にならない方や、工場系の仕事に興味がある方にとっては、向いている仕事のひとつだと思います。

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