接客は向いている。でも、この仕事は違いました
私はこれまで、いくつかの接客業を経験してきました。
人と話すこと自体は嫌いではなく、むしろ接客は向いているほうだと思っています。
けれど、住宅展示場での案内スタッフの仕事は、
一日で辞めることにしました。
こちらの仕事は、
接客が始まらない時間を、
ひたすら待ち続ける仕事でした。
仕事内容は、募集内容どおりでした
今回の募集内容は、以下のようなものでした。
-
展示場前でのパンフレット・チラシ配布
-
くじ引きの案内
-
お子様連れのお客様への対応
-
簡単なアンケートのお願い
-
イベント時の風船やグッズ配布
「大きな声での呼び込みなし」
「ノルマなし」
「優しく声をかける程度」
と書かれており、条件自体はとても良さそうに見えました。
実際、仕事内容そのものに嘘はなかったと思います。
問題は「人が来ないこと」でした
この仕事は、
-
土日のみ
-
日曜日だけの募集
-
特別なイベントなし
という条件でした。
そして当日は、冷たい雨が降る日。
結果として、
展示場に訪れる人は、ほとんどいませんでした。
私は展示場全体を担当するわけではなく、
特定のメーカー専属で、屋外の持ち場に立つ形。
つまり、
人が来なければ、
仕事そのものが始まらない
状態なのです。
「ほとんど立っているだけ」の一日
その日は、
-
寒くて冷たい雨
-
屋外での立ち仕事
-
いつ来るかわからない来場者
-
話す相手もいない
という状況が続きました。
募集には、
お客様が少ない時間は、
日陰や展示場内で座って休憩可能
とありましたが、
実際には「いつ来るかわからない」緊張感があり、
座れる場所も用意されてはいませんでした。また
気軽に座れる雰囲気ではありませんでした。
結果的に、
ほとんど一日、立って待つだけ
という感覚が強く残りました。
接客自体は苦手ではないのに
私は、
-
お客様に声をかけること
-
子ども連れの対応
-
会話をすること
これらが苦手ではありません。
むしろ、
人が来て、
会話が生まれ、
役割が動き出す
その瞬間には、きちんと動けるタイプだと思っています。
だからこそ、
何も起こらない時間を、ひたすら待つ
という働き方が、想像以上につらく感じました。
一日でやめたのは「失敗」ではなかった
実は、知名度の高いショッピングモールが新設され、
今回伺った住宅メーカーさんから、
今後もお仕事をお願いされる可能性がありました。
けれど、正直に言えば、
この働き方を続ける自分の姿が想像できませんでした。
私にとって今回は、
自分に合わない働き方を早めに見極め、
次に向かう必要があると判断した一日でした。
接客が向いていないのではなく、
「仕事を待つ時間が長い接客」が合わなかった。
この違いに気づき、即決できたことは、
隙間バイトを続ける上で、大きな収穫だったと思っています。
同じ仕事を考えている方へ
私自身も、住宅展示場を歩いたことがあります。自分がお客さんで来ている時には
案内スタッフが
-
明るく、
-
楽そうに思え、
-
条件が良さそうに見えます。
でも、
-
来場者が少ない日
-
雨や寒い日の屋外対応
-
一メーカー専属での待機
こうした条件で仕事するとなると、
かなり忍耐力が必要になり、
接客が好きな方ほど、
「人が来ない時間」に消耗する可能性があります。
まとめ|この経験が教えてくれたこと
一日で終わった仕事でしたが、
私にとっては、意味のある体験でした。
接客の仕事
=「人と話せる」だけではないこともあります。どんな時間を、どんな状態で過ごす仕事なのか。
そこまで含めて、合う・合わないを決める必要があるかもしれません。
この仕事は、私には合いませんでしたが、
自分の特性を知るきっかけにはなりました。
隙間ワークは、
こうした「合わなかった経験」も含めて、
自分を知るための記録なのだと感じています。


コメント