食品工場の仕事は“入室までが本番”だった話

食品工場で単発バイトとして働く作業員たち。白衣と手袋を着用し、衛生管理されたラインで食品を加工している様子 倉庫・工場・軽作業
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🪶 管理者 はな/体験談

食品工場のエアシャワー室で、作業員が回転しながら衣服のホコリを吹き飛ばす衛生管理工程のイラスト 食品会社でお仕事をしてきました。

私はいつもかなり早めに到着して場所を確認するのですが、今回はマップの案内通りに進んだのに建物が見つからず、周辺を何度もぐるぐる…。
「○○会社の敷地内にあります」という備考を頼りに、近くの守衛さんに尋ねると、すぐに案内してくださり、なんとか無事に到着できました。

「他の会社の敷地内にあります」とのことで、駐車場の区分がわかりづらく、「ここは停めていい場所?悪い場所?」と戸惑うレベル。早めに着いておいて本当によかった…と思った案件です。同じ案件に申し込んでいた方も、やはり迷われたようで、5分ほど遅れて到着。私は一緒に入口で待つことになりましたが、待たせる側にならなくてホッとした瞬間でした。


■ 食品工場は“入室までが長い”…本当に長い

食品工場では、作業場に入るまでの衛生プロセスがとにかく徹底されています。

実際の流れはこんな感じです。

  1. 靴を作業用に履き替える

  2. エアブロー(ノズルで服のホコリを吸引する機器)で30秒除塵

  3. 30秒の手洗い(タイマーに手をかざして計測)

  4. 長靴に履き替える

  5. エアーシャワー室で2〜3回ターンしながら全身のホコリを吹き飛ばす
    ※前の人が出て扉が閉まるまで入室できない

  6. 全身をコロコロで30秒除塵

  7. 再び30秒手洗い→殺菌消毒

  8. ようやく作業場へ

これが、本当に長い。
「え?まだ工程あるの?」と心の中で何度ツッコミを入れたことか。

午前休憩・昼・午後休憩で合計3回、このゾーンを出入りする必要があります。
休憩は15分ですが、復帰に時間がかかるため、私は5分ほど早めに抜けて、工程を終えて持ち場に戻るようにしていました。

かつて缶詰工場で働いた経験があるのですが、その時の厳しさを思い出しました。
購入する側は安心。
しかし、作業者側はめちゃくちゃ大変です。


■ 作業内容は「これを機械化しないの?」と思うほどシンプル

肝心の作業はというと…驚くほど単純でした。

私が担当したのは、

カップに具材Aを投入するだけ。

一応、計量器で重さを確認する工程がありますが、
専用のディッシャー(アイスクリームディッシャーのような器具)を渡され、
慣れてくると「もう測らなくても感覚でOK」というレベルに。

とはいえ、
8:00〜18:00までこの作業を続ける
となると、想像以上に気が遠くなりそうです。

単調作業なので、次第に頭を使わずとも手が勝手に動いていく感じになります。
忙しい現実から逃れて“ぼーっと働きたい日”には、意外と向いているのかもしれません。

午後からは、機械に容器をセットしていく作業に変わり、これが地味に嬉しかったです。

このレーンには
・具材Aを入れる人
・たれBを投入する人
・容器を機械の穴に入れていく人
など、計14名が並んで作業していました。

周囲では具材を練る係の方々もいて、工程がいくつにも分かれているのが印象的でした。


■ 制服と現場の雰囲気

ユニフォームは上下貸し出しで、
今回は冬だったので、自前の服の上から着用しました。

スタイルは、

  • ヘアネット

  • 専用帽子

  • 白衣上下

  • 作業場でさらにエプロン(たれ扱いの工程の人のみ)

更衣室のロッカーを見渡すと、名札はカタカナ表記が多く、外国籍の方が多数働いている現場でした。

私が事務室や休憩室を探してオロオロしていると、
「ドウシタ?」「ハジメテ?」と声をかけてくれる方がいたり、
朝の駐車場所で質問した際も、年配の男性がとても丁寧に説明してくださったり、
みなさん本当に親切でした。


■ まとめ:大変だけど、人の温かさに救われる現場

食品工場は、
「作業より入場プロセスが大変」
という印象が残りました。

でも、その厳しさの裏には、
消費者へ届ける食品を守る責任と丁寧さが詰まっています。

そして現場の方々がとても温かく接してくださったおかげで、
迷ったり不安になったりした場面でも、安心して働くことができました。

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