kahoさん/20代・女性
大型食品専門店の中にある定食屋さんで、ホールと洗い場を兼ねた仕事をしました。
勤務時間は、ランチタイムの3時間です。
エプロンはお店で貸していただけますが、自分で用意するものとして「黒いズボン」と「汚れてもよい黒い靴」が指定されていました。
ちょうどよいものを持っていなかったため、今回は安いものを購入しました。合わせると、単発バイト1回分の給料に近い出費です。
「これではプラスマイナスゼロかもしれない」とも思いましたが、黒いズボンや靴は、ほかの飲食系の単発バイトでも必要になることがあります。今後も使えるものなので、あまり気にしないことにしました。
出勤後に教えてもらった仕事内容
当日は、勤務開始の10分ほど前にお店へ到着しました。
挨拶をしてQRコードを読み取り、貸していただいたエプロンを着用します。この日は、私のほかに3人の従業員さんが働いていました。
最初に教えていただいた仕事は、大きく分けて次の2つです。
- お盆やカトラリーを用意し、料理が完成したら番号札を持っているお客様の席まで運ぶ
- 料理を届けたら番号札を回収する
- 返却された食器を軽く予洗いして食洗機へ入れる
- 洗い終わった食器をふきんで拭き、決められた場所へ片付ける
ホールだけ、洗い場だけと担当が完全に分かれているわけではなく、そのとき必要な作業に対応していく仕事でした。
暇な時間には野菜の下処理も
お店が混み始めるのは、12時30分ごろからです。
それまでは比較的落ち着いているため、手が空いたときには野菜の下処理なども手伝いました。
何度か勤務して仕事に慣れてくると、洗い場をこなしながら、料理の出来上がりに合わせてご飯とお味噌汁をよそう作業も任せていただけるようになりました。
料理の進み具合を見ながら、自分が次に何をすればよいのかを考える必要があります。最初は目の前の仕事をこなすだけで精いっぱいでしたが、回数を重ねるうちに、少しずつ周囲を見る余裕も出てきました。
平日と土日ではお客様の層が違う
平日のランチタイムには、仕事の昼休憩を利用して来店される方が多く見られました。
一方、土日には大型食品専門店へ買い物に来たご夫婦や、ご家族で利用される方が多い印象です。
ピークの時間帯には料理の提供と食器の返却が重なり、かなり忙しくなります。それでも、従業員のみなさんが優しくフォローしてくださいました。
慣れない中でも焦らず、最後まで丁寧に仕事をすることができたと思います。
明確なマニュアルがなく、判断に迷った
この仕事で苦労したのは、細かなマニュアルや明確なやり方が決められていなかったことです。
従業員のみなさんは、店内の状況を見ながら自然に動いています。しかし、初めて働く私には、その加減がよく分かりませんでした。
どのタイミングで食器を片付けるのか。
手が空いたときには、どこまで手伝えばよいのか。
今は料理を運ぶべきなのか、それとも洗い場を優先するべきなのか。
慣れるまでは、周囲の方の動きを見ながら、見よう見まねで覚えていきました。
今思えば、どんな些細なことでも、素直に聞けばよかったのだと思います。
単発バイトとして来ているため、
「あまり出しゃばりすぎてもいけないのでは……」
と、必要以上に考えてしまっていました。
しかし、分からないまま動くよりも、一度確認したほうが、自分にとってもお店にとっても安心です。質問することも、仕事をきちんと進めるために必要な行動なのだと気づきました。
3時間の仕事が自信につながった
今回の仕事を経験してよかったのは、自分に少し自信がついたことです。
初めてのお店へ行き、初めて会う人たちと一緒に働き、最後まで仕事をやり遂げることができました。
終わってみると、
「また次の仕事にも挑戦してみよう」
という前向きな気持ちになれました。
私のように、体力や経験に不安がある方にとって、単発バイトは新しい仕事へ一歩を踏み出すきっかけになると思います。
いきなり長時間働くことに不安がある場合は、まず3時間程度の短時間の仕事から始めてみるのも、一つの選択肢ではないでしょうか。


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