製菓工場で包装の隙間バイト|焼き菓子の検品とパック詰めを体験して

四角くカットした焼き菓子が容器に6個並んでいる 倉庫・工場・軽作業
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🪶 管理者 はなこ
手袋をした作業員が、お菓子の並んだトレイを作業台で扱っている

作業イメージ

豊川市の周辺でも、最近は隙間バイトができる場所が増えてきました。

今回応募た製菓会社の仕事も、そのひとつです。

勤務時間は、夕方の17時45分から夜の21時まで。夕食の支度などと重なるため、主婦には少し出づらい時間帯ではあります。

それでも、遠くまで出かけずに働けるというところに惹かれ、一度は入ってみようと思いました。

「シール貼り」「梱包」の募集を見て

募集内容には、焼き菓子の梱包やラベルシール貼り、製造補助、器具洗浄などが書かれていました。

「シール貼り」「梱包」という言葉から、私が担当するのは、お菓子を作ったあとの作業になるのかな、と想像していました。

ただ、食品関係の仕事には、私にとって少し気が重くなることがあります。

着替えて、手洗いや消毒をして、何か所かを移動し、ようやく作業場にたどり着く。あの、仕事を始めるまでの時間を、私はストレスに感じてしまうのです。

食品を扱う以上、衛生管理が大切なことはわかっています。それでも、どのような準備が必要なのかは、実際に行ってみなければわかりません。

まずは一度、体験してみることにしました。

白衣を身に付け、2階の作業場へ

この日、隙間バイトで入ったのは、私を含めて4人でした。

皆さん、こちらの職場は初めてとのことでしたが、渡された白衣とネット、帽子を素早く受け取り、身に付けていました。

ここでは、入口で白衣などを着用して入っていく形でした。

作業場は2階にあります。専用の靴を借り、粘着ローラーでほこりなどを取り、手洗いと消毒、エアーシャワーを済ませて奥へ進みました。

そこには、金属製のバットに積まれた焼き菓子と、品物を流していくベルトコンベアがありました。

焼き菓子は、よく見ると4センチ四方くらいにカットされています。カステラのようなお菓子でした。

焼き色をそろえて、6個ずつパックに詰める

私たちが任されたのは、焼き菓子を検品しながら、6つに仕切られたプラスチック容器に詰める作業です。

それぞれ定位置に付き、上下の段に3個ずつ、合わせて6個を入れた容器を、ラインに載せていきます。

ただ入れればよい、というわけではありません。

まず、表面がはがれるなど、損傷のひどいものは横のトレイによけます。次に底の焼き色を見て、同じようなものをひとつのパックにそろえて入れていきます。

底にほとんど焼き色がないものもあれば、半分くらいに焼き色が付いているものもありました。

ひとつずつなら違いはわかるのですが、6個を「統一した状態」に収めようとすると、私は少し手間取ってしまいました。

以前経験した、油揚げの検品の仕事に似ているな、と思いました。

自分が買う側だったら、なるべくきれいにそろっているほうがうれしい。そんな消費者目線で丁寧に入れようとするので、どうしても動作がゆっくりになってしまいます。

周りの速さに、つい焦りそうになる

目の前で作業していた方は、「今日が初めて」と言っていたにもかかわらず、とても速いペースで詰めていました。

同じように初めて入った人が、どんどん作業を進めている。その様子を見ると、自分も同じくらいの速さでしなければいけないような気持ちになります。

私は、焼き菓子を詰める作業に加え、金属製のバットを入れ替える作業を積極的に進めるようにしました。

実際には、ある程度パックを作り置きしてからラインを動かしていたので、常に流れに追われているわけではありませんでした。「急いで」と言われることもありません。

それでも、すぐ目の前で一生懸命に、速いペースで作業する人がいると、こちらまで気持ちが急いてしまうことがあります。

周りの人の速さと、その場で求められている速さは、必ずしも同じではないのかもしれません。

見た目では区別できないお菓子もある

通常の商品とは別に、販売できる状態のものを組み合わせて、アウトレット商品を作る作業もありました。

そのとき、ひとつの出来事がありました。

ほかの方たちが、余ったお菓子を、別のラインで余った商品と組み合わせて詰めていたのですが、それらは違う味の商品だったようです。

中身の区別がつかなくなったため、「すべて廃棄です」と言われていました。

私はそのとき別の作業をしていて、驚きました。私を含め、見た目だけでは、違う味のお菓子だとは見分けられなかったのです。

せっかく一生懸命に詰めたものが、使えなくなってしまいました。

その場のやり取りをすべて見ていたわけではないので、どうしてそうなったのか、詳しい経緯はわかりません。

ただ、同じように見える商品でも、一緒にしてよいとは限らないのだと感じました。見た目で判断できないことがあるからこそ、組み合わせる前の確認が大切なのだと思います。

袋詰め、箱詰め、最後の拭き掃除

私がそのとき進めていたのは、アウトレット商品の袋詰めでした。

透明な袋に、指定された分の商品と乾燥剤を入れ、機械で袋の口を封じる担当の方へ渡していきます。

その作業が終わると、積み上がったたくさんの袋を、大きな段ボール箱に詰めていきました。

袋詰めと箱詰めは、今回入った4人の中では私が担当し、ほかの方たちは掃除に取りかかっていました。

最後は、私もラインや作業台を専用のふきんで拭き、きれいにしていきました。

自分の作業を確かめながら進めたい

今回は、焼き菓子の検品とパック詰めから、アウトレット商品の袋詰め、箱詰め、拭き掃除まで、いくつかの作業を経験できました。

焼き色をそろえる作業には手間取りましたが、バットの入れ替えや袋詰めなど、自分が進められる仕事もありました。

終盤の作業の様子を見ても、少なくともこの日は、すべてを慌てて進めなければならないわけではなさそうでした。

初めての職場では、周りの人を見ながら動くことも多くなります。それでも、周りの速さに気持ちを引っ張られすぎず、教えてもらった内容を確かめながら進めることが大切なのだと思います。

夕方から夜にかけての勤務は、家庭の予定との調整が必要ですが、近くに働ける場所が増えたのはありがたいことです。

募集画面だけではわからない仕事の中身を、またひとつ知ることができました。

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